津軽小原節(つがるおはらぶし)歌詞

サアー サアーサー
ダシタガ ヨイヤ アー

山のいただき日が染めりゃ ふもとの里は
むらさきに 暮れて 流れる唄の声
津軽 あねこの心意気

りんご作りの娘なら
りんご作りの婿むこ取って
りんご畑で共稼ぎ
これが津軽のお国柄

そで筒袖つつそで 紺がすり えくぼかくした
ほおかむり 姉こ十九の 女ぶり
だれに見しょとで小原薄化粧おはらうすげしょう

津軽名物あの七不思議 世にも珍し
不思議なことよ西海岸は来た金ヶ沢
ここの名物いちょうの幹は

幾星霜の今の夜に
神のお授け お乳が出るよ
同じこおり十三村じゅうさんむら
夏冬通して雪囲い

雨が降っても草履ばき
北の郡の金木の町は
嘉瀬と金木の間の川コ
小石流れて木の葉が沈む

ここの隣りの永富堤
春秋変わらぬ浮島ござる
あしに節なし黄金芦こがねあし

南津軽の猿賀島さるがしま
猿賀神社の池の雑魚
何の罰やらめっこだにぼろだ

同じ郡の越館こしだて
大日如来の萩桂はぎかづら
萩か桂か見分けがつかぬ

津軽富士の中腹に
黒坊の沼という所
沼の廻りはわずかに四五丁

沼の真中に浮島ありて
風の吹きよで西東
流れて歩く不思議島ふしぎじま
一度来て見よ オハラ 四方よもの君

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