秋田大黒舞（あきただいこくまい）歌詞

明（あき）の方から福大黒舞い込んだナー
サーサ舞い込んだ舞い込んだナー
何が先に立って舞い込んだナー
コラ御正殿（ごしょうでん）が先に立ち　若大黒が舞い込んだナー
四方（しほう）の棚（たな）を見渡せばナー
鏡の餅も十二重（じゅうにがさ）ね　神のお膳（ぜん）も十二膳（じゅうにぜん）
コラ大と小代々と　飾られたや
サー何よりも目出度いとナー

春と初めの初夢はナー
きさらぎ山の楠（くすのき）で
船を造りし今おろし
白銀（しろがね）柱押し立ててナー
黄金（こがね）の千両も含ませて
綾（あや）や錦（にしき）の帆を上げて
宝の島にはせ込んでナー
積んだる宝を数々と
この家のお蔵に納めおく
サー何よりも目出度いとナー
「コラめでたい　めでたい　商売繁昌（しょうないはんじょう）
御家内繁昌（ごかいないはんじょう）　皆様おまめで　金もうけ　どっさり」