二条 行燈 大納言
資方公の 姫君は
いつぞや三井寺 お室の御所
月の宴のありしその時に
敦盛卿は 笛の約 その姫君は
琴の役 琴を弾ずるおん姿
一目ご覧じ 敦盛卿
敦盛卿は十五才 その姫君は十四才
十四で輿入れ あそばされ
明けて十五の 春の頃
弥生さくらの 散る頃に
謀反の企み めぐらして
ついに平家は 打ち破れ
一の谷にぞ 落ちたもう
二条 行燈 大納言
資方公の 姫君は
いつぞや三井寺 お室の御所
月の宴のありしその時に
敦盛卿は 笛の約 その姫君は
琴の役 琴を弾ずるおん姿
一目ご覧じ 敦盛卿
敦盛卿は十五才 その姫君は十四才
十四で輿入れ あそばされ
明けて十五の 春の頃
弥生さくらの 散る頃に
謀反の企み めぐらして
ついに平家は 打ち破れ
一の谷にぞ 落ちたもう
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