(ハ ヤレ ヤレ ヤレ ヤレ)
ハア 三条の名物 凧あげ囃子は 元禄五年の
男の節句に 陣野侍の トントン達があげる
「いか」見て 鍛冶屋の小僧め負けてなる
かやと「ぼろいか」あげりゃ 親が後からヤレ
ヤレヤレと 小屋のあき樽 ひきずり出して
ハア ぼっこれるほどに はったきながら
背声掛けたが この囃子 ドレ
鶯トロロが 大風出せや
後で豆煮て くれるぞえ
(ヤレコリャ ドッコイショ
ソレアカタホオガイ カッタホガイ
ヤレマレ ヤレマレ ヤレマレ)
※囃子以下同じ
おらが六角凧 千枚張りだ
けちな奴凧 そこをのけ
鶯トロロか 大風出した
ひけやあがるで おらが凧
コメント