ヤーレンソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン(ハイハイ)
鰊来たかと カモメに問えば
私ゃ立つ鳥 波に聞け チョイ
ヤサエーエンヤーサーアノドッコイショ
ハードッコイショ ドッコイショ
鰊来たかと 稲荷に聞けば
どこの稲荷も コンと泣く
沖でカモメの 鳴く声聞けば
船乗り稼業は やめられぬ
今宵一夜は 緞子の枕
あすは出船の波枕
余市よいとこ 一度はおいで
海に黄金の 波が立つ
あの娘可愛いや リンゴの花か
夜毎思いの 増すばかり
嫁コ取るなら 鰊場の娘
色は黒いが 気だてよい
沖のカモメが ものいうならば
たより聞いたり 聞かせたり
江差山の上の 井戸水汲めば
どんな年寄りも 若くなる
波の瀬のせで どんと打つ波は
可愛い船頭衆の 度胸だめし
男度胸なら五尺の体
どんと乗出せ 波の上
沖のカモメに 潮時聞けば
私ゃ立つ鳥 波に聞け
玉の素肌が 飛沫に濡れりゃ
浮気カモメが 見てさわぐ
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