ハアー(ハ キタサ)
あの山高く 新庄が見えぬ(ハ キタサ)
新庄恋しや 山憎や
※囃子以下同じ
ハアー 猿羽根山越え 船形越えて
逢いに来たぞや 万場町へ
ハアー どうせ住むなら 最上の新庄
人に実もある 花もある
ハアー 新庄習いか 間味屋の作法か
いつも仕切りが 前勘定
ハアー 花が咲いたと 都の便り
こちら雪だと 返す分
ハアー 馬子よ叱るな のどかじゃないか
馬の眠いも 無理はない
ハアー 猿羽根の地蔵さん 現な神よ
一度かければ 二度叶う
ハアー 花の万場町 上れば下る
金の足駄も たまらない
ハアー 親の意見を 俵につめて
万場町通いの 道普請
ハアー 東雲の東雲の 夜明けの頃に
雀がチュンチュン 烏がカアカア
お空に鳶が ヒョーロヒョロ
して又お寺の 鐘木魚
スコポーン スコポコポンポと
鳴らぬうちゃ 帰えさりょか
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