関東地方民謡の歌詞一覧

群馬

赤城麦打唄(あかぎむぎうちうた)歌詞

高いナー 山から谷底見ればヨハアドッコイ瓜やナ 茄子《なす》のヤレ 花ざかりヨ 雨はナー 降ってくる庭の薪ゃ濡れるヨ背中の 子が泣くヤレ飯ゃ漕げるヨ おらがナー 隣のちょこちょこ婆さんがヨ焼餅焼くとてヤレ手を焼いたね ねじりナー鉢巻 棒打ち...
群馬

八木節(やぎぶし)歌詞

アー またも出ました三角野郎が四角四面の やぐらの上で 音頭とるとはおおそれながら 国の訛《なま》りや 言葉の違い許しなされば 文句にかかるが オオイサネ アー ここに名高き 国定忠治国は上州 アノ 佐波郡音に聞こえた国定村の親の名前を忠兵...
群馬

碓氷馬子唄(うすいまごうた)歌詞

碓氷峠の 真中ごろで又も聞こえる 鹿の声 追分枡方《おいわけますがた》の お茶屋の目でほろり泣いたわ 忘らりょか 碓氷峠の 権現様《ごんげんさま》は主のためなら 守り神
群馬

上州馬子唄(じょうしゅうまごうた)歌詞

赤城しぐれて ハイーハアー 沼田はヨーハー雨よハイーハイ明日は水上ヨーハー 湯桧曽《ゆびそ》までハイーコラッーハイト 可愛い男に ハイーハアー 馬方ヨーハーさせてハイーハイ鈴の鳴るたびヨーハー 出てみたいハイーコラッーハイト 蚕あがれば ハ...
群馬

草津節(くさつぶし)歌詞

草津よいとこ一度はおいで ドッコイショお湯の中にもコリャ花がさくよ(チョイナ チョイナ)※囃子以下同じ 朝の湯けむり 夕べの湯もや草津は湯の町コリャ夢の町よ 錦織なす 野末をみれば晴れた浅間にコリャ 煙り立つヨ 忘れしゃんすな 草津の道を南...
群馬

草津湯もみ唄(くさつゆもみうた)歌詞

草津よいとこ ヨーオホホーイ里へのみやげよ袖に湯花のヨーホホーイ香が残るとかよハアードッコイサハヨイヨイ 草津よいとこ ヨーオホホーイスキーの名所よ自慢話もヨーホホーイお湯の中とかよハアードッコイサハヨイヨイ 熱さ白根の よろしくお願いいた...
群馬

太田甚句(おおたじんく)歌詞

私ゃ太田の 金山そだち ヨーイヤサほかに木はない 松ばかり(ヨーイヤサッサ ヨーイヤサ)※囃子以下同じ 太田よいとこ いつ来て見ても ヨーイヤサ義理と人情の 花が咲く 花を見た久場 八州瀬川桜 ヨーイヤサ上州太田の花どころ
群馬

カラリコ節(からりこぶし)歌詞

ハアー 私ゃ伊勢崎 機場《はたはた》の育ち(チャッカリン チャッカリン)筬《おさ》のネ とん機 ティホロ ティホロ聞き暮らす とん機 聞き暮らす(カラリコリンリン チャッカリンノ セッセ)※囃子以下同じ ハアー 昔ゃ国定 長脇差よ今はネ 赤...
群馬

坐繰製糸唄(ざぐりせいしうた)歌詞

「その1」 送りましょうか 送られまそうかせめて比刀根《ひとね》の 橋までもカネ 年期あけても 前橋去らぬ切るに切れない 糸があるカネ 明けりゃ一昨年《おととし》 去年の春に故郷離れて 糸の町カネ 糸は正直だよ むらから切れるむらが無ければ...
栃木

那須松坂(なすまつざか)歌詞

目出度いものには お恵比須様よ石の端先へ 腰をかけ鯛を釣り上げ にこにことこれほど目出度い ものはない 今夜貰うた 花嫁さまに花を咲かせて 実を成らせその実を蒔《ま》いて 育て上げ大黒柱とするわいな これの座敷は 目出度い座敷座敷 金箱 背...