会津大津絵(あいづおおつえ)歌詞

ころ戊辰ぼしんの中の秋 二十三日の朝まだき
戸の口原の戦に やむなくひき上げ滝沢の
飯盛山いいもりやまえよじ上り 刀を杖に見おろせば
炎の中に鶴ヶ城 はやこれまでと十九人
潔く血汐ちしおに染みし もみじ葉の
赤き心を偲ぶれば
袖に露散る 白虎隊

楽しみも苦しみも うれしきことも憂きことも
世の有様を つくづくと 人の身の上
今見れば 明日は我が身の 上となる
げに定めなき浮雲の 月の光を
見やしゃんせ 晴れては曇り 曇りて
晴れ渡る 皆何事もかくやらん
必ずくよくよ 思わずに
心大きく 持たしゃんせ

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