(ショメショメ)
イヤーついておじゃれよ 八丈ヶ島へ
荒い風にも 当てはせぬ
(ショメショメ)
※以下お囃子同じ
どうせ行くなら やらねばならぬ
せめて波風 おだやかに
わしの心と 底土の浜は
小石小石と 待つばかり
連れて行くとて まただまされた
わたしゃ底土の 捨小舟
こんな恋しい 八丈を捨て
どこに何しに おじゃるやら
雨の降る日にゃ おじゃるな様よ
下駄の跡見て 思われる
八丈八重根の ばらばら松は
誰が伐るやら 薄くなる
東京 宵だす 夜半は三宅
明けりゃ八丈の 灘をのる
沖で見た時ァ 鬼島と見たが
陸へ上れば なさけ島
木履直して 袖ひっちかめいて
お前はぞどうか この雨に
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