宮城県民謡の歌詞一覧

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斎太郎節(さいたらぶし)歌詞

松島《まつしま》の サーヨー瑞巌寺程《ずいがんじほど》の(ハ ソレソレ)寺《てら》も無《ない》い トエーアレワエー エイトソーリャ大漁《たいりょう》だエー(ハ ソレソレ)※囃子以下同じ 前《まえ》は海《うみ》サーヨー後《うし》ろは山《やま》...
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秋の山唄(あきのやまうた)歌詞

ハアー奥州涌谷《おうしゅうわくや》の のの岳《だけ》さまはヨー山子繁昌《やまこはんじょう》の守り神ヨー 気になる 気になる お山の狐よこれほど待つのに なぜこんと鳴くヨ 山に木の数 野に萱《かや》の数黄金たんぼに はせの数 ハーきこり山家の...
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稲あげ唄(いねあげうた)歌詞

今夜 ここにねて 明日の晩はどこよ明日は田の中 畔枕《あぜまくら》(ザラントショウ ザラントショウ)※囃子以下同じ 畔を枕に 夜露と寝れば月は照る照る 夜明けまで 今朝の寒さに お山は雪よ黒《あお》も寒かろ つめたかろ 濡れた袂《たもと》を...
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小野田甚句(おのだじんく)歌詞

さあさ出た出たもろこし船よ(チョイサ)浪にゆられて ササ岸による(チョイ チョイ チョイサ) 音に名高い薬莱山の下を流るる あの成瀬川《なるせがわ》 甚句いささか師匠取って習うた師匠に劣らぬ ササ竹の節 田舎なれども一度は御座れ小野田馬の市...
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遠島甚句(としまじんく)歌詞

(ハ ヨーイヨーイヨーイトサ)ハアー押《お》せや押《お》せ押《お》せ(ハ ヨーイトサッサ)ハア 二挺艪《にちょうろ》で押《お》せや押《お》せば港《みなと》が(ア コラサノサッサ)アレサ近《ちか》くなる(ハ ヨーイヨーイヨーイトサ)※囃子以下...
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石投甚句(いしなげじんく)歌詞

舟は出ていく 朝日は昇る(ハーットセ)かもめとび立つ アノ賑やかさ(ハーットセ ハーットセ)※囃子以下同じ サーサ やっこらさと 出ていく船はどこの港に アノついたやら 朝の出がけの ろかいの音で磯の千鳥が アノ目をさます サーサ 唄えや ...
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豊年コイコイ節(ほうねんこいこいぶし)歌詞

今年ゃエー コイコイ今年ゃ豊年満作で 道の小草に 米がなる(豊年満作サッサとコイコイ)※囃子以下同じ 今年ゃエー コイコイ 今年ゃ豊年穂に穂だ咲いて 此家身上の上り花 今年ゃエー コイコイ 今年ゃ豊年案山子《かかし》を急げ 渡り雀の来ない中...
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宮城野盆唄(みやぎのぼんうた)歌詞

ハーアーヤーレン竹に雀はしなよくとまる(アアドウシタネ)踊り上手は 踊り上手はサアー 眼にとまるサアー ハア踊り上手はヤレサナ眼にとまるヨ(アソウトモソウトモソウトモネ)※囃子以下同じ 踊り上手とうわさの種を蒔《ま》いて嬉しや恥ずかしや 冴...
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新さんさ時雨(しんさんさしぐれ)歌詞

萱の根方に そとふる雨は音も立てねば 名もたたぬ音も立てねど 萱野《かやの》の雨に思います穂は 色に出るショウガイナ 萩《はぎ》の根方に 鈴振る虫は今宵降らずに いつの夜に今宵降らずに またいつの夜と胸もせかれる 七ゆすりショウガイナ さん...
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夏の山唄(なつのやまうた)歌詞

ハアー啼《な》くなちゃぼ鳥 ハアまだ夜が明けぬ明けりゃお山の 鐘が鳴る ハアーひとり徒然だ ハア此の山道を一声鳴かんせ ほとどぎす ハアー寝てもねむたい ハア宵からねても今朝の朝草 夢で刈る ハアー声はすれども ハア姿は見えぬ釜の音ばり も...