宮城県民謡の歌詞一覧

さあさ出た出たもろこし船よ（チョイサ）浪にゆられて　ササ岸による（チョイ　チョイ　チョイサ） 音に名高い薬莱山の下を流るる　あの成瀬川《なるせがわ》 甚句いささか師匠取って習うた師匠に劣らぬ　ササ竹の節 田舎なれども一度は御座れ小野田馬の市...

舟は出ていく　朝日は昇る（ハーットセ）かもめとび立つ　アノ賑やかさ（ハーットセ　ハーットセ）※囃子以下同じ サーサ　やっこらさと　出ていく船はどこの港に　アノついたやら 朝の出がけの　ろかいの音で磯の千鳥が　アノ目をさます サーサ　唄えや　...

甚句　アラ　出た出た　座敷がせまい（チョイサー）せまい　アラ座敷も　サアサ　ひろくなる（ハイ　ハイ　ハイハイ　キタサ）※囃子以下同じ 川の　アラ　源　栗駒山に残る　アラ　白雪　サアサ　駒姿 おらも　アラ　なりたや　栗駒山に文字　アラ　花山　...

今朝の日和《ひより》は　空晴れわたり（チョイチョイ）波静かエーアラエーエエノ　ソーリャまたも　大漁だエー 船出せ出せと　乗《の》り子《こ》も揃い（チョイチョイ）出《いで》て行くエーアラエーエエノ　ソーリャまたも　大漁だエー うたえ踊れよ　大...

松島のサーヨ　瑞巌寺《ずいがんじ》ほどの寺もない前は海　サーヨうしろは繁き　小松山 松の中にサーヨ　坂もおじゃる　坂も坂七坂　サーヨ　八坂九坂とヤーエ 十返目にサーヨ　火土をたてて　銭を吹く銭も銭　サーヨ銀貨の銭を　吹き申す

唄いなされや　声はりあげて（チョイサ）唄は仕事の　ホンニ　はづみもｎ（チョイ　チョイ　チョイサ）※囃子以下同じ たとえ　ほそくも　煙をたててひとつ　かまどで　暮したい 昔なじみと　つまずく　石はにくいながらも　ふりかえる 音に聞こえし　嵯峨...

ハアー　声は良く似た来るはずないがヨーわしの心が　迷うたのかヨー 山でガサガサ　狐か狸なして狐だべ　かくま刈り どんがなったのに　萩《はぎ》まだとれぬ今日のわっぱか　日が暮れる よくも立つ声　あなたの声は小杉林の　蝉の声

おけさヤエ　おけさ見るとてよしで目をつついた（チョイサノサッサ）よしもヤエ　よしはなまよしコリャ　目に毒よ　（チョイサノサッサ）※囃子以下同じ 新城《しんじょう》ヤエ　新城山から流るる水は澄まずヤエ　澄まず濁らずコリャ　化粧の水 鯉のヤエ　...

伊達《だて》な仙台　青葉に参詣《さんけい》一の松島 金華山《きんかさん》　ソリャ　金華山ぜひ一度は　来てみさえん 春は釈迦堂《しゃかどう》の　花見の宴《うたげ》夏の祭りは七夕に　ソリャ　七夕にぜひ一度は　来てみさえん 秋の宮城野《みやぎの》...

この家は　めでたい館扇のかなめに　池を掘り池より亀は　はい上る天より敦賀　舞い下り身上あがれと　舞い遊ぶ