北海道民謡の歌詞一覧

ハアー　揃《そろ》た揃たよ　踊り子が揃た出足引《であしひ》く手に　しなつけて唄が揃えば　気も揃うみんな揃って　よされ節（よされ　ソラヨーイ　ハアエンヤコラ　ヤットドッコイ　ドッコイナット）※囃子以下同じ ハアー　盆の踊りを　踊らぬやつは当世...

洞爺《とうや》ナー　登別《のぼりべつ》中山峠ヨー中に蝦夷富士そびえ立つ 蝦夷のナー　富士山お白粉《しろい》つけて誰を待つやら晴れ姿

ハァ　わしが国さで　自慢なものは（ハー　ドッコイショ　ドッコイショ）城と桜と蝦夷娘《えぞむすめ》（ハー　ドッコイショ　ドッコイショ）※囃子以下同じ ハァ　城下松前《じょうかまつまえ》　桜が見ごろ渡り鳥さえほめやそすハァ　今日はきり上げお名残...

蝦夷《えぞ》のな　名所な　荷物にならぬ（ハイーハイハイ）乗ってな　お帰り　日高馬（ハイーハイハイ）※囃子以下同じ 春のおとずれ　舞い立つ緑日高な　原野を　かける駒

オイヤサエ（ハ　キタコラサッサ）上《かみ》で言うなら神威《かむい》の岬よ次に美国《びくに》に丸山岬《まるやまみさき》下《しも》で言うならオタモイ様よ登り一丁に下りも一丁（ハ　キタコラサッサ）アー都合あわせて二丁の山よおりとおりとに参詣《さん...

サアーサーこれより唄の文句変る（ハアーイヤサカサッサー）なんと変るべな　ふたこあげアリャ　ふたこあげ　変るべなふたこあげ（ハアーイヤサカサッサー）※囃子以下同じ 夜明け烏《がらす》は　夜にまよてなく私しゃ　貴方にまよて泣くアリャ　まよて泣く...

（オーシコオエーエーエー　オーシコオエーエーエーエンヤサー　オーシコオエーエー） 沖でかもめが　啼《な》くそのときは浜は大漁で　春が来る（オーシコオエーエーエー　オーシコオエーエーエーエンヤサー　オーシコオエーエー）※囃子以下同じ 押せや　...

にがた　浜中の　花売りばさま花も売らずに　油売る 蝦夷《えぞ》のあつしは　寒さをしのぐ着てもみやんせ　都人

ハアー　俺は山ごでのんきな稼業《かぎょう》ハア国にゃ妻子が　ハァ待つほどに ハアー山は吹雪でのこの歯とげばギリコ（義理）ギリコと　なくばかり ハアー今日はやぶ出し荒れるなお山晴れりゃ　妻子に　会えるのに

ハアー（コラショ）大漁手ぬぐい　キリリとしめて（チョイサ）どんとおこせば　百万両　百万両（チョイー　チョイサ）※囃子以下同じ ハアーコラショ此の家座敷は　めでたい屋敷鶴と亀とが　舞い遊ぶ　舞い遊ぶ ハアーコラショたとえ山中　三軒家でも住めば...