田切唄(たきりうた)歌詞

歌いますはばかりながら
声も匂いも無けれども

お月はおかさじゃないか
明日は雨やと心得た

はなしは横座に語れ
仕事場へ出ちゃ唄うたえ

船頭様六月 布子ぬのこ
伊達で着るのか寒いのか

波の上でも来いなら来るぞ
船にゃもありゃかいもある

可愛いけりゃこそ憎さはあれど
可愛いさ無けらにゃ憎もない

来いと言われず手で招かれず
唄の文句出さとらんせ

音戸とりましょ年寄としよりなれど
声にゃ匂いが無けれども

あいの風さは男ではないか
寝とる寝肌へ そよそよと

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