木伐り唄(きぎりうた)歌詞

ハアーアー
奥州涌谷おうしゅうわくやの 篦岳ののだけさまはヨー
山子繁昌やまこはんじょの 守り神ヨー

きこり山家の 小屋に住めど
まさか木の実は 食べはせぬ

気になる気になる お山の狐
これほど待つのに 何故コンと

おれと行かぬか あの山越えて
縄と鎌もて 萩取はぎとりに

ひるになったのに また萩取れぬ
今日のわっぱか 日が暮れる

声がよく似た 来るはずないが
わしの心が 迷うたのか

寝てもねむたい 宵から寝ても
今朝の朝草 夢で刈る

お前峰の松 わしゃ沢の松
見下げられるも 無理はない

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